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更新日:2024年6月27日
子ども達はスマホ等の機器を巧みに使いこなしますが、ネット上の法律やルール、マナーやモラル等知識や経験が十分に身に付いているとは限りません。ネット上の世界は匿名性が高いようでいて実際は様々な情報から比較的容易に個人を特定できることがあります。その危険性についても十分に理解しているとは言い難いのではないでしょうか。
ご家庭でインターネットの利用については十分に指導や注意をしているとは思いますが、それでも失敗することがありますので、安全を確保しトラブルにならないよう注意しましょう。
スマホ等を子どもに持たせる場合、安易に与えるのではなく親子で話し合ってルールを決め、トラブルや過度な利用を防ぐために保護者が利用状況を確認しましょう。また、インターネット社会は仲間内だけの世界ではなく、世界中の人が利用する公共の場であり実社会でやってはいけないことはネット上でもやってはいけないことを理解できるよう伝え、ルールやマナーを守って利用できるよう、保護者が指導していくことが大切です。
【ルールの決め方】
インターネット上でゲームを利用したり、動画を見たりする場合、名前や住所、学校名等の個人情報を求められたり、通信料以外の支払いのためにクレジットカード番号を求められることがあります。このような場合、個人情報はもとより、クレジットカードが悪用されると大きな被害を被ることに繋がる恐れがあります。
インターネットの危険な面を丁寧に説明し、保護者が一方的なルールを押し付けるのではなく、まずはなぜそのルールが必要なのか説明して理解を促しましょう。
また、子どもがルールを破った時の対応も事前に子どもと決めておくと良いでしょう。
【ルールの例】
接続するサイトやダウンロードするアプリは保護者に確認する |
下着姿や裸の写真は撮らない、撮らせない |
個人を特定される情報を書き込まない |
利用料金や利用時間を決める |
現実で知らない人と電話やメール、メッセージの交換をしない、会わない |
困ったことがあれば必ずすぐに保護者に相談する |
自分のIDやパスワードは絶対に教えない |
他人のIDやパスワードは絶対に使わない |
写真をアップするときは個人情報に繋がる物が写り込んでいないか確認する |
情報は時に犯罪被害や非行、契約トラブルのきっかけになりかねないことがあります。有害な情報から子どもを守るために有効なのがフィルタリングです。
インターネット上のサイトを一定の基準で分別し、子どもに有害な情報を閲覧できなくすることができます。また、アプリのダウンロードをするには保護者の承認を必要としたり、アプリ内課金や決済が出来ないようにすることもできます。使うフィルタリングによっては、使用できない時間にはアプリのアイコン自体消したり、ゲーム等指定したものの総合使用時間を設定したりできるので子どもの身体に負担がないよう制限できます。登録されていない人からのメッセージを受け入れない、届いても開封できない等の制限も可能です。
【注意点】
スマホ等の場合、携帯電話回線用のフィルタリングに加え、無線LAN用(wifi等)のフィルタリング、アプリ用のフィルタリングがあります。どれか一つでは不十分なこともありますので確実に機能させたい場合は3つとも使った方が無難でしょう。フィルタリングの設定については携帯電話販売店にご確認下さい。
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