森・川・海の恩恵に感謝を　回遊旗が本市へ（12月1日）

岐阜県で来年に開かれる「第30回全国豊かな海づくり大会」をPRする九頭竜川・石徹白川流域回遊旗が、12月1日（火曜日）に福井市から本市に引き継がれました。
同大会は、川の上流域から下流域までの環境を住民が連携して守り、豊かな海づくりを目指そうというものです。回遊旗リレーは、10月中旬に郡上市からスタート。大野市、永平寺町などを経て、本市に到着しました。
三国港突堤で行われた引き継ぎ式には、関係者ら20人が出席。開催地の加藤英夫（かとう　ひでお）・岐阜県中濃事務所長が「森・川・海のつながりと恩恵を河川流域民に伝えよう」とあいさつしました。引き続き、大会マスコットキャラクター「ヤマリン」の立ち会いのもと、岩永弘行（いわなが　ひろゆき）・福井市農林水産部長から亀嶋政幸（かめじま　まさゆき）・市産業経済部長へ、旗が引き継がれました。亀嶋部長は「森・川・海の深いつながりを大切に、市民一体となって保全していきたい」と述べました。
回遊旗は、1月中旬まで市役所などで展示されたあと、2月中旬から“遡上”。4月16日に郡上市に戻る予定です。

マスコットキャラクター「ヤマリン」が見守る中、引き継がれた旗