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更新日:2017年8月15日
「竹内藤右衛門の墓と韃靼漂流者供養碑」は坂井市南本町性海寺の境内墓地内にあります。竹内藤右衛門は江戸時代初めの1644年4月に三国町新保浦を出帆し、佐渡沖で暴風に遭い漂流し、琿春の海岸(現在のロシアポシェット湾の一角)に漂着しました。竹内藤右衛門をはじめ多くの船員は地元民によって殺されましたが、その一部は生存し1647年に日本への帰国を果たしました。帰国を果たしたもののうち2名は江戸でと調べを受け、この時の記録は『韃靼漂流記』(『異国物語』)として残っています。なお、「韃靼」とは、江戸時代に北アジアの土地・諸民族を漠然と示した呼称をさします。
墓は竹内家3代目(1688年没)によって建立された五輪塔で、笏谷石が用いられている。また墓地東辺には供養碑があり、これは遭難者の13回忌の際に建立された。こちらも同じく笏谷石でできている。
竹内藤右衛門の墓
韃靼漂流者供養碑
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