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更新日:2025年3月18日
令和7年3月10日に行われた定例教育委員会で永正寺鐘楼門(えいしょうじしょうろうもん)及び永正寺長屋門(えいしょうじながやもん)の2棟がそれぞれ市指定文化財(有形文化財・建造物)の指定となりました。
三国町神明にある永正寺の本堂正面に建っています。下層が1階正面2.3m、奥行き2.0m、上層を同規模の鐘楼とする小さな漆喰造りとなっている一間一戸の入母屋造桟瓦葺きの楼門です。天明7年(1787)に建てられ、越前赤桟瓦葺建物としては県内でも早い時期の建物であり、上・下層とも縁回りを除く全てが漆喰で覆われるという、県内では類例が見られない楼門です。
永正寺鐘楼門
三国町神明にある永正寺の鐘楼門北側に建っています。桁行10.12m、梁間2.85mの切妻造桟瓦葺きの長屋門です。寺の記録によると、天保元年(1830)までに土蔵として建てられ、安政2年(1855)に格子窓を設け長屋門とされました。土蔵を改造して建てられ、桟梁を用いず、開き扉ではなく引き戸を用いた簡素な長屋門で、珍しい遺構です。
永正寺長屋門
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