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更新日:2021年4月9日

住民パワーできれいな池に カモ池で清掃活動(6月10日)

地元にある池の水質汚濁を防ごうと、環境住民グループのエコネイチャー・彩(さい)みくにと鴨池を守る会(ともに阪本周一(さかもと しゅういち)代表)、加戸の美農里(みのり)を守る会(平島正一(ひらしま しょういち)代表)のメンバーらが6月10日(日曜日)に、三国町加戸の大堤(おおづつみ・通称「カモ池」)で清掃活動を行いました。カモ池は、冬季に飛来する渡り鳥が羽を休める場として有名です。10年ほど前から水の循環がなくなり、夏になるとスイレンや藻などが繁殖。悪臭がひどく、水質も悪化する傾向にありました。水質が悪いと魚がすめず、ひいては渡り鳥の減少につながるとして、同メンバーなどが数年前から池の清掃活動を始め、昨年からはボートを出すなど大掛かりな作業を行っています。
今回の作業には、同メンバーや応募のあった一般ボランティアなど、約60人が参加。柄の長いくまでやかまを使って、水中で腐敗したスイレンの根や浮遊しているごみなどを、3時間ほどかけてきれいに取り除きました。今回、大活躍したのが「いかだ」。縦2.6メートル、横3.6メートルの木枠にドラム缶9個を縛りつけたもので、昨年使用したゴムボートでは作業効率が上がらなかった反省から、メンバーが材料を調達、2台を手作りしました。1台に5人ほどが乗り、作業開始と同時に進水。すくい上げたごみなどを積み上げながら、水面を進んでいました。阪本代表らは「手作りのいかだは広く、本当に重宝した。今後、この活動以外にもカモ池のために有効活用したい」と話していました。

手作りのいかだに乗り、水中の腐敗物などを取る作業をする参加者
手作りのいかだに乗り、水中の腐敗物などを取る作業をする参加者

水際まで降り、池の縁に生えた大きな雑草を根こそぎ抜きとる地元住民
水際まで降り、池の縁に生えた大きな雑草を根こそぎ抜きとる地元住民

開催日情報

2007年6月10日

場所情報

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