今年も勇壮な山車が出陣 花魁登場で華やかな一幕も（5月19日）

北陸三大祭の一つといわれる「三国祭」が、5月19日（火曜日）～21日（木曜日）にかけて盛大に行われました。
中日となった20日には、地区ごとに工夫を凝らした人形山車6基が練り歩き、舞台となった湊町は大いに沸きました。祭りは終日続いて、中心となる三国神社周辺には夜遅くまで人の波が渦巻いていました。

また、祭りに合わせて初の三国小女郎（こじょろう）道中（花魁道中）が行われ、遊郭があった当時の雅な雰囲気を今に再現。絢爛豪華な一行が三国駅前を練り歩き、多くの人の目を惹きつけていました。小女郎にふんした米澤沙苗さん（よねざわ　さなえ・三国町米ヶ脇）は「あごをひき、目線を上げてきりっとした表情を出そうと気をつかった。貴重な体験ができてよかった」と話していました。

きらびやかな花魁姿を一目見ようと黒山の人だかりが

勇壮な山車に2階から身を乗り出して見入る人たち

6基が整列した三国神社前

　　
上八町区（平野区）の山車は顔が変化する力作。左から怒りの顔、優しい顔、悲しい顔

山車の中で練習の成果を披露。地元有志による屋内での三味線も

着物を着て祭りを楽しむ人たちも

祭りを盛り上げるみこし

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