国の宝を火の手から守れ　訓練で意識を高める（1月25日）

文化財防火デーを前に、嶺北消防署は1月23日（日曜日）に国指定重要文化財の仏具「金銅孔雀文磬（こんどうくじゃくもんけい）」を所蔵する大善寺（坂井町下兵庫）で火災防ぎょ訓練を行いました。
消防署員や消防団、地元区民など39人が参加し、同寺に隣接する住宅から出火したとの想定で実施。万一の事態に備え、参加者は重要文化財の搬出や初期消火などの訓練をきびきびと取り組んでいました。

重要文化財を搬出する住職と自衛消防隊

大善寺所蔵の「金銅孔雀文磬」。鎌倉時代の作で、昭和28年に国の重文に指定

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