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らしさ、かがやく。坂井市
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更新日:2026年4月23日
2年目となる令和7年度の事業では、各事業者が個別相談会でそれぞれの経営課題やテーマの整理に取り組み、プロ人材の力を活かして新たな挑戦を始めています。
本ページでは、参加事業者の紹介とともに、各社が取り組む「課題解決テーマ」を随時ご紹介していきます。
●令和7年度に取り組む事業者(順不同)
1.チャンスメーカー株式会社(R7年11月4日更新)
2.三里浜特産農業協同組合(R7年11月21日更新)
3.坪金商事株式会社(R7年11月4日更新)
4.有限会社村田石材店(R7年12月16日更新)
5.株式会社ナカノ(R7年11月6日更新)
6.株式会社黒川クリーニング社(R7年11月4日更新)
7.有限会社ダイケイ(R7年12月16日更新)
8.有限会社サンビーフ齊藤(R8年1月20日更新)
1.チャンスメーカー株式会社

【事業内容】情報通信業、SPソリューション事業
【課題】戦略的広報・PR基盤の構築
ノベルティ業界大手ECサイト「販促花子」を運営するチャンスメーカー株式会社は、この5年間で売上が5倍以上に成長し、次の10年で1,000億円を目指しています。社員を大切にする文化により優秀な人材を採用できるようになりましたが、全国的な知名度は低くメディア露出もほとんどありません。これまで人事総務が広報を兼務していましたが、成長目標達成のため企業成長フェーズでの広報・ブランディング経験を持つプロの力を借り、戦略的広報の基盤構築に取り組みます。
〇決定した課題に取り組むプロ人材黒崎淳友さん
「昨今SNSやAIなどツールの進化により大量の情報が氾濫しており、発信や露出の機会に格差が起きています。私の専門分野であるPRはPublicRelationsの略であり、一方通行の発信ではなく、社会から共感を得るためにいかにステークホルダーと継続的に対話を行っていけるか、が勝負です。「印刷」「販促」そのものを再定義し、社会のお困りごとを解決する社会的企業へ変革していくチャンスメーカー株式会社様のPR伴走が、とても楽しみです!」
現地でキックオフミーティングを実施

2.三里浜特産農業協同組合

【事業内容】特産農業協同組合
【課題】「三年子らっきょ」の新規販路開拓・拡大
三里浜特産農業協同組合は、足かけ3年かけて育てる「三年子らっきょ」を特産品とする農協です。生産者の高齢化により収穫量が減少し、2023年には小売店への流通が一時ストップする危機に陥りました。通常の2.5倍の期間と手間をかけているため価格が1.5〜2倍と高く、量販店では価格が見合いません。新規生産者を増やすためにも付加価値のある高価格帯での販路開拓が急務となっています。
〇決定した課題に取り組むプロ人材深沢光さん
「三年子花らっきょの魅力を全国へ広げるため、5ヶ月間のマーケティング支援に取り組みます。生態系で植物を支える“菌根菌”や花を実らせる“ミツバチ”のように、地域資源をつなぎ、成長を後押しする役割を担います。豊かな土壌から芽吹いたこの特産品が、未来の食卓を彩る要石となるよう、全力で伴走してまいります。」
現地でキックオフミーティングを実施

3.坪金商事株式会社
【事業内容】織物製品の製造、販売
【課題】EC売上拡大のマーケティング戦略立案・実行支援
坪金商事は1923年創業の、サテン生地やオーガンジー生地などの高級素材を得意とする織物製造業です。2008年からネットショップを開始し多様な顧客とつながりを築いていますが、マーケティングやEC運営の知見が乏しく、「良い商品があるのにうまく伝えられない」もどかしさを感じています。そこで1年後に問い合わせ数10倍を目指し、プロの力を借りてBtoC領域強化に取り組みます。
〇決定した課題に取り組むプロ人材眞田隆史さん
「創業100年以上の織物メーカーによるBtoC本格参入という老舗企業のブランド資産を活かした新チャレンジというストーリー性に、とても共感しています。サテンやオーガンジーの『高級感』『透明感』『軽やかさ』は本当に素晴らしく、商品展開に大きな可能性があると思います。ECとSNS連携によるInstagramでのビジュアル訴求も期待できそうです。ハンドメイド、ラッピング、DIY市場との親和性を活かして、ターゲット層との接点拡大に向けて全力で取り組んでまいります。」
現地でキックオフミーティングを実施

4.有限会社村田石材店

【事業内容】石材加工・販売
【課題】ビジネスモデル変革の戦略立案から実行支援
創業100年を超える村田石材店は、少子化や墓じまいの増加、供養方法の多様化など市場変化への対応が急務です。これまで地域行事を通じた紹介のみで、営業活動をしたことがなく、マーケティングや事業戦略の経験・知見がないため、家族だけでは答えが出せずにいます。後継者も育ち、次の100年に向けて動き出す今、縮小市場でのビジネスモデル変革経験を持つプロの客観的視点と専門性により、現状把握から戦略立案・実行まで伴走支援いただける方を求めています。
〇決定した課題に取り組むプロ人材倉島悠輔さん
「三国の地に根ざし、代々地域の方々から信頼を集めてこられた村田石材店さまの“人柄の良さ”と“仕事への誠実さ”に強く心を動かされ、この地域の文化と暮らしを支える一員として伴走したいと考えています。坂井市・三国には、笏谷石の歴史や北前船の記憶、そして三国祭りに代表される豊かな伝統が息づいています。お墓をつくり、祖先を敬い、地域のつながりを守ってきた石材店の役割は、これからの時代にも確かに必要とされ続けます。私の役割は、こうした“地域文化と家族の想い”を丁寧にすくい上げ、家族経営ならではの強みを活かしながら、これからの選ばれる石材店の姿を一緒に描くことです。新たな取り組みも、墓石文化を尊重したうえで幅広く可能性を探り、三国の魅力を未来につなぐお手伝いをしていきます。」
現地でキックオフミーティングを実施

5.株式会社ナカノ

【事業内容】精肉・飲食業
【課題】新ブランド和牛肉の販路開拓・拡大
1938年創業の精肉店ナカノは、自然由来の乳酸菌を活用し抗生物質に頼らない新和牛ブランド「ふくい和牛ふくふく」を立ち上げ、9月に初出荷しました。販路開拓が急務ですが、これまで精肉店・飲食店として営んできた当社には卸のノウハウがなく、ブランドの伝え方も社内だけでは限界があります。志を同じくする販売店・飲食店と繋がり販路を拡大していくため、食品ブランディングと販路開拓に精通したプロと共に進めていきます。
〇決定した課題に取り組むプロ人材松島里江さん
「『ふくふく』開発に携わった皆様の安心・安全で美味しい牛肉を届けたいという情熱と想いに深く感銘を受けました。福井の恵まれた自然と生産者の情熱が生んだ「ふくふく」の魅力とその価値を、理解し共感してくださる販売店・飲食店へしっかり橋渡しし、ブランドの確立と販路拡大に貢献できるよう、これまでの経験と知識を最大限に活かして尽力いたします。また「ふくふく」を国内外へ発信していくことを通して、福井地域の発展にも微力ながら貢献出来るよう、これから皆様と共に力を合わせ、本プロジェクトに全力で取り組んでまいります。」
現地キックオフミーティングを実施、「ふくふく」お披露目会にて

6.株式会社黒川クリーニング社

【事業内容】クリーニング業
【課題】POSデータ分析を活用した販促戦略の立案・実行支援
1952年創業の黒川クリーニング社は、福井・石川で顧客からの信頼獲得を第一に堅実な経営を続けています。販促施策が割引中心に偏り、アイデアが枯渇しています。昨年投資したPOSシステムも、データ分析の知見がなく活用できず、社内だけでは限界を感じています。POSデータ分析から具体的なアクションプランへ落とし込み、販促活動をゼロベースで見直すため、プロの力を借りてチャレンジします。
〇決定した課題に取り組むプロ人材田中央樹さん
「今回、黒川クリーニング社を訪問し、店舗に流れる人の動きや言葉の温度から大きな学びを得ました。生活の変化に応え、新カテゴリーを段階的に検討し、まずはPRで新しい接点を生み、プロモーションで信頼を丁寧に積み上げます。『販促=信頼を積み重ねる行動』を軸に、現場の気づきを一つずつ形にしていきます。」
現地でキックオフミーティングを実施(店舗視察)

7.有限会社ダイケイ

【事業内容】介護事業
【課題】介護保険に依存しない新たな収益事業の創出支援
有限会社ダイケイは、福井県坂井市の限界集落で認知症の方を対象とした介護事業を営み、地域コミュニティの再生に取り組んでいます。しかし、収益の大半を介護保険に依存しており、制度改定のたびに影響を受け、利用者が増えても収益が減少する状況です。新たな収益の柱が急務ですが、何を事業化すべきか、社内に事業創出の経験・知見がなく答えが出せずにいます。現状分析や強みの発掘から始め、新規事業を構想し実行していくため、事業創出の専門家と社内プロジェクトを組んで推進します。
〇決定した課題に取り組むプロ人材Aさん
「限界集落という困難な環境の中で、認知症の方々へのケアを通じて地域コミュニティの再生に取り組む姿勢に深く心を動かされました。介護保険制度に依存しない新たな収益事業の創出は、地域福祉の持続可能性を高める重要な挑戦だと感じています。本プロジェクトを通じて、現場の声や地域の特性を丁寧に拾い上げながら、無理なく実行可能な事業構想を共に描いていきたいと思っています。皆さまと一体となって取り組むことを楽しみにしています」
現地でキックオフミーティングを実施

8.有限会社サンビーフ齊藤

【事業内容】畜産業(肉牛生産、卸販売)
【課題】若狭牛とオリジナル新ブランド和牛の販路開拓・拡大
有限会社サン・ビーフ齊藤は、創業以来こだわりの肥育で若狭牛を生産し、その品質と美味しさを追求してきました。5年前から地域資源を活かした放牧や地元飼料の活用に取り組んできた「オリジナル新ブランド和牛」が形となり、令和7年11月に初出荷を予定しています。このブランドへの転換期の初期段階にあり、ブランディングと販路の拡大・開拓が急務ですが、生産現場との両立による時間的制約が大きな課題です。そこで、豊富な経験を持つ販売のプロの支援を得て共にチャレンジする決意をしました。
〇決定した課題に取り組むプロ人材島田雅之さん
「十数年前まで、和牛去勢のA5等級入賞率は20%ほどでしたが、現在では75%近くにまで達しています。焼肉ブームや調理職人の技術、そして管理技術の向上により、和牛の価値はかつてのような『高嶺の花』ではなく、より身近で、かつ高いクオリティを維持するものへと進化しました。こうした中、なぜ『特定の和牛』が選ばれるのか。以前は地域名によるブランドが主流でしたが、SNSの普及により、現在はお店や農家が直接発信する『こだわりやストーリー、何より味』が評価される『本物が選ばれる時代』となりました。各分野のプロと連携し、本物を追求し続ける齊藤さんの力になれるよう、目標から逆算し、共に歩んでまいる所存です。」
現地でキックオフミーティングを実施
