地元の取り組みを披露　創意工夫で地域に活力（2月15日）

ハートピア春江で、市内23協議会のうち4つのまちづくり協議会が活動を発表しました。地域の特色を生かし、工夫を凝らした取り組みについて太鼓の演奏や地元の踊りなどを交えて紹介しました。発表会に280人が出席し、まちづくり協議会の関係者は、今後の地域活動に生かせるよう、真剣に聞き入っていました。
また、第2部では福井大学の助教授である田中志敬(たなか　ゆきたか)氏が講演。「事例に学ぶ地域まちづくりの課題と工夫」と題し、各地での実際に直面した問題や、その問題を通しての教訓を分かりやすく話しました。良い点だけでなく、失敗事例という現実的な話に、来場者はうなずいたり、メモをとったりするなど今後のまちづくりの成熟のため、集中して話を聞いていました。

三国東部まちづくり協議会、三国木部まちづくり協議会、竹田の里づくり協議会、大石地区まちづくり協議会が発表を行った。

大石地区まちづくり協議会の発表。ユリの花や季節の花で同地区の各区の花壇を、花いっぱいに彩る活動を行った。

三国東部まちづくり協議会の発表では、同地区で行っている太鼓の活動を威勢よく披露した。

三国木部まちづくり協議会は、生き物との触れ合いや、小学生による無農薬米作りの取り組みなど自然を生かした取り組みを発表した。

竹田の里づくり協議会では、しだれ桜を活用した活動を発表。地元ゆるきゃらの桜ちゃんが竹田じょんころ踊りを披露。

講演会では田中氏が、事例を交えながら、まちづくりの長期的な活動の展開について話す。

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