空港テロに備え福井空港で合同訓練（9月11日）

来年6月に本県で開催するAPECエネルギー担当大臣会合を前に、福井空港保安委員会は9月11日（金曜日）、福井空港でテロ対策合同訓練を行いました。
訓練は、アメリカ同時多発テロ発生日に合わせ、ハイジャックや化学物質によるテロを想定した内容で実施。飛行機を奪ったテロリストの制圧にヘリも動員するなど、空と陸から迅速な“逮捕劇”が繰り広げられました。
訓練には、同委員会を構成する坂井警察署、嶺北消防組合など約50人が参加しました。
軽飛行機がハイジャックされたとの想定で行われた訓練では、パトカーが滑走路に突入し現場を封鎖、制圧部隊がさす股などで一気に犯人を取り押さえるなど、鮮やかな連携プレーを披露。また、化学物質テロを想定した訓練では、特殊な防護服を着用した消防署員が出動し、被災者の救助や除染作業を行うなど、緊迫した雰囲気の中、有事への備えを万全にしていました。

合同訓練風景
空を陸からテロリストを追い詰め、迅速に捕らえる訓練を行う坂井警察署の制圧部隊