情報化時代のコミュニケーションとは？ 坂中ＰＴＡが会報紙で特集（7月17日）

インターネットや携帯電話の進展で生活が便利になった一方で、有害で危険な情報にさらされ、正しい方向を見失う子供たちが増え、大きな社会問題になっている現代。落とし穴だらけの現状を見つめ、子供や保護者などの立場から情報モラルや人間教育のあり方を探ろうと、坂井中学校PTAは7月17日（木曜日）、「情報化とコミュニケーション」をテーマに特集を組んだ会報紙を発行しました。
同校では、生徒や保護者・教職員を対象に講座を開き、情報化社会の光と影について学ぶなど、積極的に情報モラル教育に取り組んでいます。
情報化社会やネットワークの特性を理解し、自らが的確に判断できる力を育てるには、学校だけでなく家庭や地域なども、体系的に情報モラル教育を進める必要があります。同時に、相手の人格を尊重し、豊かな人間関係を築くことこそ、情報化社会に生きるうえで欠かせない要素であるとして、同テーマについてPTAが独自に特集を企画しました。
特集にあたり同校PTAは、生徒と保護者にアンケートを行い、モラル意識や親子・友達同士などのコミュニケーションについて実態を調査。また、教育長や校長、PTA会長らによる座談会を開き、家庭や教育現場における問題や課題などについて話し合いながら、情報化社会を生き抜くための危険回避力や洞察力をはぐくむヒントを探っています。
会報紙には、座談会の内容やアンケートの結果などを中心に、6ページの特集記事として紹介。情報モラルと自他尊重の豊かなコミュニケーションができる“人間力”を育てるための方向性や、生徒自身や家庭、学校が意識すべきことを、多角的に発信しています。また、情報モラル教育の先進事例として、東京都世田谷区の取り組みなども紹介しています。
編集を担当した同校PTA文化広報委員会では、「他校の保護者の皆さんにも、広く参考にしてもらえたら」と話しています。詳しくは同校（電話番号66-0386）にお尋ねください。

特集記事を掲載した坂井中学校だより第326号