駅の花壇を花で美しく　地元老人会が整備（7月13日）

地元の駅や電車を気持ちよく利用してもらおうと、西長田老人会（小林政志（こばやし　まさし）会長、会員59人）が駅周辺の花壇整備を行っています。えちぜん鉄道西長田駅は、一日約250人（H19.6月平均）の乗降客が利用しています。地元の顔ともいえる駅を気持ちよく使ってもらおうと、同会は“自分たちのできる範囲で”をモットーに、6年前から花壇の手入れなどを会の活動に取り入れてきました。幅約1.2メートル、長さ約50メートルある花壇の囲いには、えちぜん鉄道から譲り受けた古いまくら木を使用。6年前に埋めた85本に加え、今年新たに65本を調達し、6月中旬から囲い作りを行ってきました。
花壇に植えるサルビア、マリーゴールド、ニチニチソウの3種約500ポット分は、会員宅のハウスで種から育てたもの。7月13日（金曜日）、雨が降りしきる中集まった会員たちは、出来上がったばかりの花壇に一株一株丁寧に植えていきました。8月中旬には花が咲き揃う見込み。会員たちは「多くの利用客に喜んでもらえると嬉しい」「電車は私たちの“足”。存続のために少しでも力になれば」と話していました。

1ポットずつていねいに植え付けする会員

会員がハウスで育てた500ポットの苗を丁寧に植え付け

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