子供のSOSに気付いて　“親育ち”の大切さを訴える（7月1日）

青少年育成坂井市民会議などが主催する心の教育講演会が、7月1日（日曜日）にみくに文化未来館で行われました。「子どものシグナル見えますか」と題し、カウンセラーで神戸大学教授の広木克行（ひろき　かつゆき）氏が講演。参加した教育関係者や保護者など約400人が、熱心に耳を傾けました。講演の中で広木教授は「現代は、親に素直に甘えることができない“内なる自然が壊れている子供”が多い」とし、「夫婦など周りの人間がお互いを大切にし合う関係が確立されることで、子供はその中で愛情を感じ、心が安定していく」「子育ては親育て、すなわち夫婦としての育ちの時間でもある。親は子供を受け入れられるストレスのない心を持つことが不可欠」など、大人の人間関係を円満にし、子供の心の居場所を築くことの大切さを訴えていました。

聴衆を前に、興味深い語り口で講義する広木教授

教育関係者や小さな子供をもつ親など、大勢の聴衆が詰め掛けた講演会

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