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更新日:2021年4月9日

市の花に復興の希望を託して 市職員組合がユリを気仙沼へ(5月23日)

東日本大震災で、いまだに苛酷な生活を強いられている大勢の人たち。その人たちの「心の支え」を届けたいと、坂井市職員組合は市内のユリ農家・北川信一郎さん(きたがわ しんいちろう・春江町沖布目)の協力を得て、市の花であるユリを5月23日(月曜日)に気仙沼市役所の本吉総合支所に発送しました。
きっかけは、自治労福井県本部から要請のあった、復興支援活動。同組合の庄納俊明(しょうのう としあき)執行委員長が気仙沼市役所本吉総合支所で事務ボランティアをしながら気付いたのは、心を和ませるものが何一つない、ということでした。「美しい花で被災者の心の支援ができるのではないか」。「ちょうど旬を迎える、市の花ユリを送れないものだろうか」。との思いで提案したものです。
送られる花は、福井県園芸試験場が平成9年に開発、平成17年5月に品種登録した「福井ゆり・リリブライトレッド」。同組合の意向に賛同した北川さんから「花を見て、被災地の人が少しでも明るい気持ちになってもらえたら」と、出荷用に育てた開花前のユリ40本の提供を受けました。
北川さんの作業場で発送作業が行われ、花は「早期の復興を願い、少しでも皆様のいやしになれば」などと書かれたメッセージカードを添えて被災地へ。
24日には到着し、数日中に開花予定です。きっと、美しい真っ赤な花が被災者の心を和ませることでしょう。
ユリを発送
ユリにメッセージカードを添える庄納執行委員長

リリブライトレッド
今回送られる「リリブライトレッド」。草丈が比較的高く、濃い赤の花びらが特徴

箱詰め
ユリを箱詰めする北川さん

同封の手紙
同封されたメッセージカード

開催日情報

2011年5月23日

場所情報

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秘書広報課

電話番号:0776-50-3012 ファクス:0776-66-4837

福井県坂井市坂井町下新庄1-1

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