「雑草いっぱい食べて」　フナ放流でエコ農法体験（7月10日）

三国南小学校の稲作体験授業で、安全な米作りを目指してフナを使ったエコ農法が行われました。三国町楽円のビオトープ内にある水田に、5年生児童41人と三国木部まちづくり協議会、JA花咲ふくいが協力して5,000匹のキンブナを放流。児童たちは雑草の生育を抑え、化学肥料を使わずにすむ有機栽培に欠かせないパートナーの働きに期待を寄せていました。
三国南小学校では、6年前からビオトープ内の水田で稲作体験授業を始めました。今年は三国木部まちづくり協議会からの提案で、初めてエコ農法に挑戦。放流体験をした児童たちは、「初めてフナを放流して楽しかった。秋の収穫祭でみんなにおいしいもちを振る舞うため、草を食べてもらっておいしいお米に育ってほしい」と話していました。

バケツで田んぼに少しずつフナを放流していく児童たち

JA花咲ふくいの職員がフナを使った農法の効果を説明

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