自作の歌詞に感謝込め　ありがとうのうたを合唱（2月13日）

家族や友達、先生などに感謝の気持ちを伝えようと、春江幼稚園の園児たち55人がオリジナルの歌詞を自作しました。原曲は音楽家の笹木尚美さん（ささき　なおみ・坂井町華水木）が作った「ありがとうのうた」。普段はなかなか言い出せない思いを歌に乗せ、発表会で初披露しました。園児たちの素直で温かい歌詞に保護者も共感し、大きな拍手を送っていました。
この「ありがとうのうた」は、昨年9月に行われた全国レクリエーション大会in福井のために作った曲。心に響く素直な気持ちを歌ってもらおうと、自作の歌詞を入れるパートが用意されています。すぐに歌える覚えやすいメロディーも特徴の一つ。「日ごろの思いを伝える素晴らしい方法」と、今回の発表会に取り入れられました。
伴奏に駆け付けた笹木さんは、「地域の役に立ちたいと思っていたので、こういう場で使ってもらえるのは自分にとっても嬉しい。いろいろな場所で、そこに合った歌詞で歌ってほしい」と、今回の体験を笑顔で話していました。
子どもの晴れ姿を見に来ていた保護者は、「子どもがこんな風に思ってくれていて感動した。この曲を練習し始めてから、家でもありがとうと言われることが多くなった」と子どもたちの成長を感じていました。

53人の園児による大合唱。感謝の思いを込めて、発表会に欠席した友達の分まで大声で歌う園児たち