地域の健康サポーター　養成講座で登録に意欲（2月4日）

地域の健康を支える健康サポーターの養成講座を、坂井健康センターで行いました。講義は全4回で、希望者は修了後にサポーター登録できます。初回は新規受講者14人と現サポーター19人が受講。県健康増進課長の中田勝己（なかた　かつみ）さんが県内の健康状況や取り組みを紹介しました。受講者は、自分や地域に役立つ知識を得ようと熱心に聞き入っていました。
講義では日ごろの食事に関する課題を指摘。福井県の特徴として1.塩分の摂取量が多い、2.野菜の摂取量が低い、3.脂肪からエネルギーをとる割合が高いことが挙げられました。中田さんは「生涯の食事回数は約88,000回。健康は食事が大きな要因となっている。健康増進のために“食事の大切さ”を一人一人が理解し、生活習慣を改善していくことが重要」と話しました。
この他、健康日本21の柱である「運動」「たばこ」「目と歯の健康」「健診」についても、現状と課題を詳しく説明。健康で自立した期間に着目した“健康寿命”をのばすために、自分たちができる取り組みについて具体的なアドバイスがありました。

「健康寿命を延ばすためには、食事と運動が大切」と日ごろの習慣にアドバイスする中田課長

熱心に話を聞く受講者。現サポーターもより詳しい知識を得ようと積極的に参加

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