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更新日:2021年4月9日

「福井で“当たり前”の思い出作りを」 NPOが被災地児童を招待(8月4日)

市内のNPO法人「パパジャングル」が福島県南相馬市の小学生15人を招き、6泊7日の宿泊体験を開きました。原発事故の影響で屋外活動が制限されていることから、「外で思いきり遊びたい」と口をそろえる子どもたち。滞在中、磯遊びやキャンプなどで福井の夏を満喫したほか、地元の子どもとも交流するなど、例年以上の思い出を作っていました。
「放射能の心配をせず、いつもの夏のように外で思いきり遊んでほしい」と同NPOが今回の受け入れを企画。
代表の荒巻仁(あらまき ひとし)さんは「子どもたちが当たり前にできることを、思いっきりさせてあげたい。それに、普段とは違った生活の中で羽目を外して遊び、仲間たちと笑いあうことがいい思い出になる」と話します。
滞在中の食事は、企画に賛同した女性ボランティア「あらじんとゆかいな仲間たち」が用意。地元食材をふんだんに使った料理を子どもたちに提供し、さらにその食材も協賛事業所から譲り受けるなど、多くの支えの下で実現に至りました。
参加した中村望聖(なかむら みさと)さんは「1週間で終わってしまうのがもったいない」と福井での生活を気に入った様子。
また、今野義輝(こんの よしき)さんは「福井はめったに来られないので、参加できてうれしい。いろんな経験ができてとても楽しい」と目を輝かせて話していました。
屋外で食事
捕まえた魚を丸かじり。屋外で食事という当たり前のことも、南相馬の子どもたちには今や貴重な体験

外でサッカー外で水遊び
何の制限もなく、青空の下で思いっきり遊ぶ子どもたち

到着
「子どもジャングル」(春江町江留中)に到着した一行。原発事故による外出制限のため、みんな日焼けできずに色白

歓迎
女性ボランティア「あらじんとゆかいな仲間たち」が子どもたちをお出迎え。滞在中、食事や洗濯など身の回りの世話をしてくれる力強い味方

歓迎会
歓迎会では、「デコレーション寿司」など地元の食材を使った手作りの料理の数々に舌鼓

子どもたちと分け隔てなく接するパパジャングルのメンバー仲良し2
子どもたちと分け隔てなく接するパパジャングルのメンバー

さかい夏祭り
市内の祭りにも参加。会場からは温かい拍手が

開催日情報

2011年8月4日から2011年8月10日

場所情報

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