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更新日:2021年4月1日

心に響く音色を僕らの手で 春工生がチャイムを製作中(11月26日)

今夏、丸岡町山口に開園した「竹田水車メロディーパーク」の呼び物となる大型の“自動演奏チャイム”を、春江工業高校の生徒たちが製作中です。
電気、情報システム、自動車、機械の全学科の3年生の半数と全教員合わせて約60人が、課題研究の一環として参画。図面作成から材料切断、選曲やプログラミング、取り付けまで、いろいろな場面で得意な能力や技術を発揮しています。
現在(11月26日(金曜日))は、実物大の模型がほぼ完成する一方で、自動演奏の制御部分やハンマーなどの細かな部位を調整中。チャイムの製作を統括する同校電気科の中野正博先生は、「全学科の生徒と教員が心を一つにして、技術の総力をあげて製作に打ち込んでいる。技術系の学校だからこそできること。高校生が情熱を傾けた“仕事”を、ぜひ見てほしい」と話しています。
『たけだの響』と名付けられたチャイムが、竹田の山あいに深く柔らかい音色を響かせるのは、来春3月の予定です。

チャイム取り付け
模型の高さは2.7m。直径2.2mの半円柱の中に、音階が正確に調整された26本のチャイムが並ぶ


動物模型制作 動物模型 動物型起こし
チャイムの下部に設置される動物模型は、音に反応し、電磁石による反発力を利用して前後に動く仕組み。型の重心を考え、軸の位置を細かに調整中

データ入力
自動演奏用に選んだ曲は、子どもからお年寄りまでなじみのあるもの。チャイムを叩くハンマーの動く順序を、根気よく一つ一つパソコンに入力し、信号化していく

ハンマー部分の制作
真ちゅう製のチャイムを叩くハンマー部分も、26個を手作り

オルガニート
穴をあけた帯状の紙を本体に通してハンドルを回すと優しい音色を奏でるオルガニート。メロディーパークを訪れた子どもたちが、気軽に自分だけの“曲づくり”を体験できるよう準備

チャイム模型 銘板
どの学科にも置かれている、イメージを維持するための『たけだの響』の模型。実際に取り付ける銘板の文字は、鋳造で製作したもの

開催日情報

2010年11月26日

場所情報

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電話番号:0776-50-3012 ファクス:0776-66-4837

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