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更新日:2021年4月1日

第10回公演「忠臣蔵」 “豆役者”たちが難役を堂々と(11月20日)

まるおか子供歌舞伎が11月20日(土曜日)と21日(日曜日)に、磯部小学校旧体育館で行われました。
第10回記念ということで公演を2日間昼夜3回に拡大。歌舞伎三大名作の一つ「仮名手本忠臣蔵」(かなでほんちゅうしんぐら)という演目に加え、歌舞伎を卒業した中学生が4人特別出演するなど例年以上に見応えが。市内外から訪れたのべ約2000人の観衆は、子どもたちの華やかな舞や舞台いっぱいに繰り広げられる迫真の演技に、盛んに拍手を送っていました。

子供歌舞伎
大人顔負けの演技が繰り広げられた子供歌舞伎。恋がかなわず虫の居所の悪い幕府の執事・高師直(右)が、恋文の受け渡し役で伯州大名の塩冶判官を殿中でねちねちと侮辱(三段目)

舞踊1 舞踊2
舞踊3
歌舞伎に先立ち、華やかに長唄「君が代 松竹梅」が披露された舞踊

※「仮名手本忠臣蔵」では、時代背景を江戸時代ではなく室町時代に設定、役名も吉良上野介(きらこうずけのすけ)を高師直(こうのもろのお)、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)は塩冶判官(えんやはんがん)、大石内蔵助(おおいしくらのすけ)を大星由良助(おおぼしゆらのすけ)などと脚色されています

子供歌舞伎2
侮辱に耐えかねて師直に切りかかる判官(中央)。判官はその後、責任をとって自害(三段目)

歌舞伎3
恋人・お軽(かる、左)との密会で、早野勘平(はやのかんぺい)は主君である判官の一大事に遅れてしまう(三段目)

歌舞伎4
猟師となった勘平(左)は山中で、かつてともに判官に仕えた千崎弥五郎(せんざきやごろう)と再会(五段目)。
勘平は後に、義父暗殺を疑われて自害

歌舞伎5
判官のあだ討ちという大望を心中に隠し、祇園で敵の目をあざむく家老・大星由良助だが、浪人した勘平の再起を計る資金調達のため遊女になったお軽と、敵方に寝返ったもう一人の家老・斧九大夫(おのくだゆう)に密書を読まれてしまう(七段目)

歌舞伎6
九大夫を討ち、お軽(左)の兄・寺岡平右衛門(てらおかへいえもん、左から2人目)をあだ討ちの同志として認めた由良助。あらためて強い決意で見得を切る(七段目)

開催日情報

2010年11月20日,2010年11月21日

場所情報

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