白茎ゴボウを知って 普及を目指し料理教室（11月7日）

越前白茎ゴボウを使った料理教室が11月7日（金曜日）、大石公民館で開かれました。市内の主婦ら約20人が、越前白茎ゴボウ入りのロールサンドやかき揚げ、パスタを調理しました。
根だけでなく、主に茎を食べる越前白茎ゴボウは、古くから春江町で種を取るために栽培されていました。春江町農村女性活性化委員が20年ほど前から食用野菜として栽培しているほか、味付け煮に加工し「白茎ごんぼ」としてユリーム直売市で販売するなど、普及に取り組んでいます。
今回開かれた料理教室も、そんな普及活動の一つ。教室では、同委員が越前白茎ゴボウの栽培方法などについて説明をしたあと、班ごとに調理を行いました。茎の部分にはゴボウ独特のあくがなく、シャキシャキした歯ごたえが特徴だけに、参加者からは「子どもからお年寄りまでおいしく食べられる」「炒め物や和え物など、いろんな料理に使えそう」「家でプランター栽培してみたい」などという声が上がっていました。
同委員会代表の三上香代子（みかみ　かよこ）さんは「少しでも多くの人に、越前白茎ゴボウを家庭料理に取り入れてもらえたら」と話していました。

マヨネーズで和えた「白茎ごんぼ」をロールサンドに。「ラップを巻くと、手を汚さずに食べられるからいいですね」と皆さん

若い葉を天ぷらにすると、緑色が目に鮮やかに

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