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更新日:2021年4月8日

「食」の力で地域活性 説明力と遊び心を学ぶ(6月25日)

地域の「食」を活用した観光客誘致と活性化を図るため、坂井市商工会がいねすで地域活性化推進フォーラムを行いました。北陸新幹線の開業を控え、うららの極味膳のコーディネーターを務める友田晶子(ともだ あきこ)さんや地域経済に詳しい福井県立大学の江川誠一(えがわ せいいち)さんが魅力向上や情報発信の重要性を講演。商工会が取り組んでいる事業のパネルディスカッションも行われました。
東京で活躍する友田さんは、地域の食を利用した地域活性化策について講演しました。現状と問題点として、地元の人が「宝物」に気付いていないことや有効な活かし方ができていないことを指摘。「観光客に来てもらうためには、それだけの理由作りが必要」と、魅力の徹底した見直しと勉強、説明力をつける必要性を説きました。
福井県立大学で地域経済を研究している江川さんは、経済波及効果について講演しました。経済効果は単純な売上額だけでなく、仕入れ元や従業員の給与まで及ぶと説明。美浜町で行われた体験観光を例に、経済効果を大きく、長続きさせるコツを話しました。また、経済効果では測れない社会効果として、地元への愛着と誇り、生きがいづくり、定住者の維持・増加など持続性の高い効果も期待できることを強調しました。
パネルディスカッションでは、坂井農林総合事務所農業経営支援部長の池田君夫(いけだ きみお)さん、坂井市観光連盟事務局長の三原正太郎(みはら しょうたろう)さん、辛み隊隊長の後藤寿和(ごとう としかず)さん、江川さんをパネラーに、それぞれの立場で食の活動について話をしました。県外から移住して観光連盟に勤めている三原さんは、「まずは他地域の人が抱いているイメージを知ることが先決。福井特産のカニひとつとっても、都会の人はカニを安いものだと思っている。PRをしていく上で、そうしたギャップを把握し埋めていくことが大切」と情報発信する上での注意点を話していました。

それぞれの立場から「食」への取り組みを議論するパネラー
それぞれの立場から「食」への取り組みを議論するパネラー

開催日情報

2013年6月25日

場所情報

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電話番号:0776-50-3012 ファクス:0776-66-4837

福井県坂井市坂井町下新庄1-1

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