らしさ、かがやく。坂井市

ホーム > 市政情報 > 広報 > FOCUS(まちの話題) > FOCUS(2011年) > 2011年12月 > 「自分を認め、褒めること」 “江”の田渕さんが和やかに講演(12月3日)

ここから本文です。

更新日:2021年4月9日

「自分を認め、褒めること」 “江”の田渕さんが和やかに講演(12月3日)

男女共同参画イベント2011をハートピア春江小ホールで開きました。男女共同参画推進委員が実演を交えてこれまでの活動を報告したのに続き、脚本家・田渕久美子さんが「こころ豊かに生きる」をテーマに講演しました。
講演は、同委員の荒巻仁さんとの対談方式で展開。NHK大河ドラマ「江」や「篤姫」の執筆秘話や自身の経験談などを織り交ぜながら、終始和やかに行われました。
「篤姫」放送期間中に夫が病死。子ども二人を育てながらの執筆活動の大変さを問われると、田渕さんは「家事育児は、本当に周囲に助けられている」と話し、「昔、息子に『忙しいお母さんだと知っていて僕は生まれてきたんだから安心して』と言われた」という自身のエピソードを紹介。忙しくて子どもに申し訳ないと思うことは、子どもに失礼だと思うようになったという持論を披露しました。
一方で「いつも機嫌のいい母親でいることに努めている」という田渕さん。「気持ちを安定させるには、苦しみを我慢してはいけない。心の我慢や苛立ちをなくすためには、常に自分を認め、褒めてあげればいい」と主張しました。
「自分を信じ、褒めることで、自分らしく生きられるようになる。自分の心から苛立ちがなくなれば、機嫌も運も人間関係もよくなる」とアピール。ドラマ「江」で、江が夫である徳川秀忠に告げた「人の心に争いがある間は、戦は決してなくならない」というセリフにも、そのメッセージを込めたという制作秘話も紹介し、「心豊かに、自分らしく生きるために、一日15分でもいいから、自分の気持ちに向かう時間を持って欲しい」と訴えていました。
会場を訪れた約200人は、興味深げに耳を傾けていました。
たぶちくみこ
「女性は笑顔を、男性は女性を褒めることを心掛ければ福井はもっと日本一のまちになります」と話す田渕さん

らいじょうしゃ
熱心に耳を傾ける来場者

ぼてさん
講演前には、男女共同参画推進委員が寸劇「ぼてさん」の1シーンを披露

開催日情報

2011年12月3日

よくあるご質問

お問い合わせ

秘書広報課

電話番号:0776-50-3012 ファクス:0776-66-4837

福井県坂井市坂井町下新庄1-1

アンケート

ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?