五穀豊穣と平安を願い　日向の舞いを奉納（9月15日）

県指定無形民俗文化財の日向神楽が、丸岡町長畝の八幡神社で奉納されました。
神楽は丸岡藩主・有馬清純（ありま　きよずみ）公が日向国（現在の宮崎県）から丸岡に移封された際に伝わったもの。神話「天の岩戸」を題材に、17の舞が継承されています。初日は涼やかな夜風の中、剣（つるぎ）を使った悪魔払いの舞「剣」など11の場面に12人の舞い手が登場、厳かに舞を披露していました。

笛や鉦（しょう）、太鼓の奏楽に合わせ、息の合った舞いを見せる舞い手

米をまきながら舞い、舞台を清める「散米（さんまい）の舞」

天照大神（あまてらすおおみかみ）を連れ出そうと、少し開いた岩戸を手力雄命（たりからおのみこと）が策でこじ開ける舞い「戸取（とどり）」

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