五穀豊穣を祈り奉納　「表児の米」勇ましく（9月15日）

県の無形民俗文化財に指定されている「表児（ひょうこ）の米」が9月15日（土曜日）、丸岡町北横地の布久漏（ふくろ）神社で営まれました。お祓いを済ませた後、一行は表児の米研修会館に移動。男衆が肩を組んで床を踏む「おたしより」の後、数人で交互に杵を突く「米搗ち（こめかち）」を披露しました。ぶつかることなくリズムよく打ちつけられる伝統の技に、会場を埋め尽くす観客から大きな拍手が送られました。

床が抜ける勢いで踏みならす「おたしより」

子どもと二重の輪になって勇壮に「おたしより」をする男衆ら

父親に抱かれ、稚児のおたしよりも

囃子方に合わせて、リズミカルに杵をつく「米搗ち」

10人米搗ちで魅せる息の合ったコンビネーション

米かちの合間の「盤もち」では、60kgもある臼を片手で支える力持ちも

今年は親子ならではの掛け合いで「むしろ叩き」をする姿が

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