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更新日:2021年4月1日
春江町中庄区の神明神社で新春を祝う歳旦祭が営まれ、地元の小学生4人が同神社では70年ぶりとなる「浦安の舞」を奉納しました。巫女の衣装をまとい優雅に舞う子どもたちを、初詣に訪れた約150人の区民が見守りました。
同区では、地元の伝統を復活・継承することで区内のまちおこしと次世代育成を目指しています。「浦安の舞」はその一環で、舞い手を希望した区内の小・中学生13人が昨年5月から同神社で練習を重ねてきました。
当日の社殿には早朝から区民が詰め掛け、すし詰め状態に。祝詞に続き、春江西小学校5年の黒川弥恵(くろかわ やえ)さん、佐々木亜里沙(ささき ありさ)さん、迫田佳帆(さこた かほ)さん、西端夏生(にしばた なつき)さんが、神妙な面持ちで練習の成果を披露しました。
自ら練習に参加することを決めた黒川さんは「去年の秋祭りでお姉ちゃんが舞ったのがうらやましくて、私も習おうと思った。低学年の子たちにバトンタッチできるまで続けたい」と話していました。また、西端さんは「1人で舞うのと違って4人だと、鈴の音や歩幅がなかなか合わなくて大変だった。たくさん練習したから、今日は大丈夫」と笑顔を見せていました。
浦安の舞を復活させた同神社総代の黒川信(くろかわ まこと)さんは「伝統を受け継ぐことで区民の心が一つになり、区民の絆がさらに深まったと思う。今後も、神社の祭礼にはこの舞を奉納していきたい」と話していました。
社殿にすし詰めになった区民を前に、舞を披露する子どもたち
2012年1月1日
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