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更新日:2021年4月9日

中世の栄華をほうふつさせる豊原寺の遺物を展示(2月11日)

市史跡「豊原寺跡」内の白山神社跡周辺から出土した土器などを展示した「発掘された豊原寺2010」が、2月11日(金曜日)から4月10日(日曜日)まで、みくに龍翔館で開催されました。
市が昨秋に行った発掘調査の出土遺物の一部を展示する速報展。素焼きの土師皿(はじざら)や、土師皿が1.7メートルの深さまで堆積している状況を紹介するパネルなどを展示しています。特に土師皿は、一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)と同様に県内でも指折りの量が見つかっていて、豊原寺が白山信仰の拠点として中世に栄えた様子をうかがい知ることができます。
また、寺社や講堂・僧坊が立ち並ぶ豊原寺図や白山神社跡の平面図、社会情勢の不安から逃れるため祈りを込めて用いられた「一字一石経」など、過去に見つかった遺物も展示しました。

説明
大量に発掘された土師皿について、堆積層をみながら説明する清水邦彦(しみず くにひこ)学芸員

灯明皿
煤(すす)が付着していることから、油を入れて灯明皿として使われていたと思われるものも

一字一石経
直径3センチメートルほどの石に一字ずつお経の文字が記された「一字一石経」

開催日情報

2011年2月11日から2011年4月10日

よくあるご質問

お問い合わせ

秘書広報課

電話番号:0776-50-3012 ファクス:0776-66-4837

福井県坂井市坂井町下新庄1-1

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