「市内外に誇れる三国節に」　本番に向け、練習を開始（2月10日）

9月に行われる「三國湊帯のまち流し」に向け、三国節の質を高めるための「踊り」「笛」「三味線」「唄」の練習会が2月10日（木曜日）から始まりました。
うち三国公民館では踊りの練習が行われ、初回には市内外の30代から70代までの男女約30人が参加。花柳瑞穂（はなやぎ　ずいほ）さんら日本舞踊の講師から直接指導を受け、手の返しや足運びなど、動作一つ一つを教わっていました。

参加した福井市の女性は「昨年初めて帯のまち流しに参加し、三国節の唄や踊り流すまちの雰囲気がとても気に入った。今年はできるだけ練習に参加し、本番で上手に踊れるようになりたい」と話していました。

「三國湊帯のまち流し」は、多くの人に三国節をPRするとともに、江戸時代から明治時代にかけて北前船の寄港地として栄えた三国湊の情緒を味わってもらおうと、三国湊帯のまち流し実行委員会が昨年から行っています。
本番に向け、三国節を構成するひとつひとつの質を上げていこうと、今回は半年前から練習を開始しました。練習は「踊り」「笛」「三味線」「唄」の4つに分け、現在、月1回のペースで三国町内の公民館などでそれぞれ練習を行っています。

「三味線」以外の練習については、随時途中参加ができます。申し込みや日時などの問い合わせは三國湊帯のまち流し実行委員会（電話82-8128、ptp.inc内）まで。

練習は月1回のペースで本番まで実施。途中からの参加も可能