地元産コシヒカリの1等賞は？　子どもが選ぶ“美味い米”（11月25日）

子どもの味覚でコシヒカリのおいしさを審査しようと11月25日（金曜日）、三国南小学校で「坂井地区『美味い！米』コンテスト子ども賞審査会」が開かれました。市や県、JAなどで組織する坂井地区農業振興協議会が主催。坂井地区で生産されたコメ76点のうち、最終審査に残った6点を同小学校の5年生55人が、香りや食感を確かめるなどして審査を行いました。

みんなで食べればおいしさも倍増？見た目や、粘りなど、5点の項目で審査

同協議会では、子どもたちに福井で生まれた地元産のコシヒカリに興味を持ってもらおうと、初めて子ども審査会を実施。審査後、児童らは「農家の人たちの苦労の味がした」「同じコメでも味が違うことが分かった」などと感想を話していました。審査の結果、笹原辰夫（ささはら　たつお）さん（あわら市上番）のコメが子ども賞に輝きました。
また、子ども賞とは別に、同協議会では専門家ら7人による審査会を10月31日（月曜日）に坂井農林総合事務所で実施。優秀賞に田中利男（たなか　としお）さん（坂井町福島）が選ばれたほか、特別賞に加藤由和（かとう　よしかず）さん（春江町針原）、中瀬輝雄（なかせ　てるお）さん（丸岡町末政）、最優秀賞には農事組合法人轟木新田クリエイト（あわら市上番）が受賞しました。最優秀賞のコメは群馬県川場村で11月22日（火曜日）に開催された「米・食味分析鑑定コンクール：国際大会」に福井県代表として出品されました。

子ども審査会に先駆けて行われた、専門家らによる審査。JA花咲ふくい、JAはるえの生産指導課長らが、慎重に評価した

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