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更新日:2021年4月2日
まちおこしグループ「春江大好きプロジェクト」(木川直美(きかわ なおみ)代表)がユリを使ったフルコースランチを提案。創作した市内の仏料理店で、6月3日(木曜日)に発表会が開かれました。
ゆりの里公園で栽培された無農薬ユリを使用。木川さんは「花や根など、ユリをまるごと使った料理は、日本でも唯一。市の花・ゆりを通して坂井市を好きになってもらえたら」と話しています。
このフルコースランチは、ゆりの里公園のユリが本格的に開花する時期(6月19日~7月中旬)に合わせて、ビストロ・ウールー(春江町江留上錦)で提供されます。
ランチタイムは11時30分~15時00分、値段は3,000円。事前に予約が必要です。
花びらから根、つぼみまで、ユリをふんだんに使ったフルコースランチが誕生
左から)無農薬ユリを育てたゆりの里公園管理事務所の吉澤芳美(よしざわ よしみ)所長、企画の趣旨を説明する木川さん、フルコース料理を創作した大谷勝一(おおたに しょういち)シェフと大谷陽子(おおたに ようこ)パティシエール。「バラや菜の花など、食用花は女性にとても人気。“ユリの花を食べる”ということならオリジナリティーが持てる。高貴でおしゃれなイメージでユリをPRするには、やはりフレンチがいいと思った」と木川さん
福井ポークとユリ科の野菜を使ったメーン料理を盛り付けながら、「ユリ根など和食に用いる素材を、洋食にどう生かそうか悩んだ。高貴なユリを料理からイメージするには、花びらを使うのが最適だが、匂いが強そうで不安だった」と試行錯誤を振り返る大谷シェフ
右奥から時計回りに)前菜【ゆりへのオマージュ】、スープ【百合根からの密使】、メーン【ゆりとポークのマリアージュ】、デザート【聖母マリアに捧げるデセール】、パン、ゆりのハーブティー、【ゆりの里】カクテル前菜の【ゆりへのオマージュ】は、ユリの花とエビのカクテル。甘酢漬けにしたユリの花びらをアクセントに添えている。スープ【百合根からの密使】は、ユリ根をペースト状にしてポタージュにしたもの。メーン【ゆりとポークのマリアージュ】は、金針菜(ユリ科カンゾウのつぼみ)を福井ポークと一緒にソテーしたもの。デザート【聖母マリアに捧げるデセール】は、ユリ根をぜいたくに挟んだ抹茶のケーキと、ゆりの花びらをシロップ付けにしたものを混ぜ込んだアイスクリーム。
2010年6月3日
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