小野忠弘（おのただひろ）氏の孫・川井さんが 祖父の“故郷”で個展（10月1日）

現代美術作家・川井健司（かわい　けんじ）さんの個展「人間迷路」が、10月1日から28日までONOメモリアルで開催されました。
川井さんは、人間の苦しみや痛みをテーマに、針金を使った造形などを手掛けています。偉大な祖父への複雑な思いから、対峙（たいじ）するためにここでの開催を決意したという川井さん。作品には「苦悩からも這（は）い上がってほしい」というメッセージが込められています。

「ここは威圧と尊敬が入り混じる場所」と話す川井さん（左）。さまざまな苦悩を表現した作品約60点を展示

見る人を楽しませたり、考えさせたりする繊細な表現

いろんな「自身」を、針金という“線”で表現した作品を展示

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