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更新日:2021年4月6日

スイーツコンテストで日本一! 夢の実現に向け まい進(8月19日)

高校生が3人1組で菓子作りの腕を競い合う「第1回全国高校生スイーツ選手権大会」が8月19日(火曜日)に東京・台場で開かれ、本市の坂本幸雪(さかもと こゆき)さんらのチーム「ソレイユ」(金津高校)が見事、日本一に輝きました。
大会は、スイーツを通じた自己表現や高校生が菓子作りという職業を知る機会づくりを目的に、調理器具メーカーなどが主催で初めて行われたものです。
全国から応募した1100チームのうち、7月上旬の書類選考、8月上旬の地区予選を通った8チームが決勝大会に出場。「大好きな人と食べたいスイーツ」をテーマに、高校生たちがアイデアと技術を披露しました。
「ソレイユ」のメンバーは、坂本さん(春江町為国中区)と辻岡(つじおか)あゆみさん(春江町正蓮花)、長谷部翔子(はせべ しょうこ)さん(あわら市)の3人。学校の掲示板で大会のポスターを偶然見た長谷部さんが2人に声を掛け、結成されました。
作品名は「人生のおしゃべり」。大好きな家族や友達とおしゃべりしながら食べたいケーキをイメージして3人で考案したもので、3種類のムースやシュー生地、飴がけのアーモンド、網状に固めたチョコレートなど、素材の多さや彩りの良さに、見た目も楽しいケーキです。
もちろん3人は、コンクール出場は初めて。テーマに添ってレシピを考えたものの、3時間以内で完成しなければならないところで試作は7時間もかかってしまい、1次(書類)審査を通った後も調理の役割分担などで試行錯誤が続きました。実演や筆記試験などが行われた2次審査では、地区代表に選ばれながらも、試食した審査員から「味がまとまりすぎてつまらない」との苦言が。夏休みとはいえ、学校祭の準備などにも追われる中、決勝大会までのわずか10日間ほどで、材料の配分を見直したり、隠し味を考えたりしました。
東京・台場のテレビ局で行われた決勝大会に、3人はチーム名でもあるヒマワリの髪留めとワッペンをつけて出場。「緊張したけど、始まったら一生懸命やるだけだった(坂本さん)」。照りつけるライトやオーブンの熱気でチョコレートが思うように固まらないなど、思わぬハプニングに四苦八苦。それでも、持ち前のチームワークで乗り切り、制限時間2秒前に完成しました。
決勝大会に出場した中には、高校の「パティシエ科」の生徒で結成されたチームもあり、プロ顔負けの精巧なアメ細工などを前に、「私たちの作品なんて、全然及ばないと思った」と坂本さん。辻岡さんも「優勝チームとして名前が呼ばれたときは、誰のことかまるで分からなかった」と話していました。
審査員から「高校生らしい作品。ハプニングにも、普通ならあきらめてしまうのに、話し合いながらちゃんと形にしたのがすばらしかった」と講評をもらい、審査の結果に思わず泣きじゃくったという3人。「人に笑顔をもらえるよう(坂本さん)」「おいしいと言って食べてもらえるよう(辻岡さん)」「栄養も学びたい(長谷部さん)」と話すなど、パティシエになるという確かな夢を見据え、希望に目を輝かせていました。
完成
自信作を手に、笑顔の(左から)辻岡さん、坂本さん、長谷部さん
共同作業
手際よく、息もピッタリな共同作業。デコレーションもあっという間
完成品
「3人で神戸に行き、ケーキを食べ歩きながらイメージを作り上げた」という会心の作

開催日情報

2008年8月19日

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