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更新日:2021年4月6日

敏感な感性をアートで表現 高校生の力作が結集(8月13日)

敏感な感性をもつ高校生の創造的才能を発掘しようと募集していた美術作品展「第2回北陸三県高校生現代アートビエンナーレ」の審査会が、8月13日(水曜日)にONO MEMORIAL(オノメモリアル)などで開かれました。
同展は2年に1回開催する芸術祭です。今回は、募集範囲を北陸三県に拡大。作品の展示場所も、従来のONO MEMORIALに加え、新たに三国神社を設定しました。県外からの応募はなかったものの、県内12校から感性豊かな17点が出品されました。
漂流物を使ったものや、映像を駆使したものなどユニークな作品が並ぶ中、三国町出身のアートディレクター・戸田正寿(とだ せいじゅ)さんなど5人の審査員が入念に審査。グランプリには、福井県立丹生高校美術部が制作した「ホショクシャ」が選ばれました。
同作品は、三国神社の境内空間を生かし、クモの巣をダイナミックに表現した、周囲が約60メートルもある巨大なもの。神社独特の空間を生かした点やスケールの大きさなどが評価されました。
初めて審査に参加した金沢21世紀美術館の秋元雄史(あきもと)館長は、「実に面白い作品ばかり。よく観察し、場所にあった形で作品を完成させている。オブジェとしての良さだけでなく、その作品から広がる可能性を感じさせる」と話していました。
同展は、8月23日(土曜日)から9月20日(土曜日)まで、ONO MEMORIAL(15点)と三国神社(2点)で開催されます。

受賞者は次のとおり。(敬称略)

  • グランプリ 「ホショクシャ」
    福井県立丹生高校(岩野桃子・寺元花恵・豊田恵里香・水野詩織・村田舞衣)
  • 金賞 「Dilemma(日々葛藤)」
    啓新高校(峯森孝太)
  • 銀賞 「這い上がり」
    福井県立春江工業高校(黒川貴大・牧野央詩)
  • 坂井市長賞 「鳥 MANDARA」
    福井県立盲学校(小嶋直樹)
  • 小野忠弘賞 「生(き)」
    福井県立高志高校(石丸夏海・斉藤実祥・高橋さおり・赤井梨香)
  • 坂井市教育委員会賞 「手」
    福井県立藤島高校(浅岡揚子・宮川沙千)
  • 審査員特別賞 「喜(き)」
    福井県立羽水高校(前野あかね・三上莉奈)
  • 佳作 「vanish」
    福井県立三国高校(小河彩乃・杉山真紀・高地保菜美・中島真美・藤田恵莉加・山田博子)
    「さあ、涙をふいて」
    福井県立大野高校(松田知佳・水谷さやか)
    「増殖する欲望」
    福井県立盲学校(酒井秀典)

丁寧に審査する戸田氏
ONO MEMORIALで入念に審査する戸田正寿氏
審査の様子
三国神社での審査。「糸の影やゆらぎなど“場所”と“表現”をうまく結び付けている」と絶賛
感想をのべる審査員
「計算された感情表現より、それを上回る感性が見られた」。審査を終え、感想を述べ合う審査員

開催日情報

2008年8月13日

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