Sakai City Official Website
らしさ、かがやく。坂井市
ホーム > 市政情報 > 広報 > FOCUS(まちの話題) > FOCUS(2008年) > 2008年8月 > 敏感な感性をアートで表現 高校生の力作が結集(8月13日)
ここから本文です。
更新日:2021年4月6日
敏感な感性をもつ高校生の創造的才能を発掘しようと募集していた美術作品展「第2回北陸三県高校生現代アートビエンナーレ」の審査会が、8月13日(水曜日)にONO MEMORIAL(オノメモリアル)などで開かれました。
同展は2年に1回開催する芸術祭です。今回は、募集範囲を北陸三県に拡大。作品の展示場所も、従来のONO MEMORIALに加え、新たに三国神社を設定しました。県外からの応募はなかったものの、県内12校から感性豊かな17点が出品されました。
漂流物を使ったものや、映像を駆使したものなどユニークな作品が並ぶ中、三国町出身のアートディレクター・戸田正寿(とだ せいじゅ)さんなど5人の審査員が入念に審査。グランプリには、福井県立丹生高校美術部が制作した「ホショクシャ」が選ばれました。
同作品は、三国神社の境内空間を生かし、クモの巣をダイナミックに表現した、周囲が約60メートルもある巨大なもの。神社独特の空間を生かした点やスケールの大きさなどが評価されました。
初めて審査に参加した金沢21世紀美術館の秋元雄史(あきもと)館長は、「実に面白い作品ばかり。よく観察し、場所にあった形で作品を完成させている。オブジェとしての良さだけでなく、その作品から広がる可能性を感じさせる」と話していました。
同展は、8月23日(土曜日)から9月20日(土曜日)まで、ONO MEMORIAL(15点)と三国神社(2点)で開催されます。
受賞者は次のとおり。(敬称略)
ONO MEMORIALで入念に審査する戸田正寿氏
三国神社での審査。「糸の影やゆらぎなど“場所”と“表現”をうまく結び付けている」と絶賛
「計算された感情表現より、それを上回る感性が見られた」。審査を終え、感想を述べ合う審査員
2008年8月13日
よくあるご質問
お問い合わせ
ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください
Copyright © 2016 City Sakai All Rights Reserved.