三国節の音色に乗せて　港町に舞う優雅な踊り（8月30日）

帯の幅ほどの細い道を踊り流す「三國湊　帯のまち流し」が、三国町の旧市街地で開かれました。(一社)三國會所（みくにかいしょ）が主催する同イベントは今年で5回目を迎え、踊り手や演奏者ら約800人が参加しました。旧市街地を全9コースに分かれた参加者らは、笛や三味線が奏でる三国節の調べに合わせて、練習してきた成果を披露。大勢の観光客も訪れ、風情ある町並みや踊りを堪能しました。駅前通りでは総踊りやコンテストも行われ、最優秀団体の「帯のまち賞」には、鯖江越中おわら会が選ばれました。その他の入賞者は次の通りです。

青嵐賞（最優秀個人男性）刀根進矢さん（とね　しんや・三国町）
眞情賞（最優秀個人女性）林加代子さん（はやし　かよこ・三国町）
絆賞（優秀団体）和華～WAKA～
愉賞（優秀団体）坂井市商工会三国支部
粋賞（優秀個人男性）佐藤洋一さん（さとう　よういち・三国町）
麗賞（優秀個人女性）田村美弥子さん（たむら　みやこ・三国町）

風情ある旧市街地の細道を二列になって踊り流す踊り手たち

夕焼けから夜へと移り変わる中、息の合った踊りで町中を彩る

夜の街に響き渡る三味線と笛の音色

今年は小学生らも多数参加。踊っている親を見つけて沿道から飛び入り参加する子どもの姿も

各コースを踊り終え、駅前通りに集結してチームごとに踊りを披露

駅前通りを過ぎ、最後の最後までしなやかで華麗な踊りを披露

最優秀賞受賞者に贈られる笏谷石に彫られた賞状

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