極上の冬の味覚の王様　自信を持って皇室献上（2月18日）

皇室に献上する越前がにの調理が、三国町安島のやまに水産で行われました。献上は1922年から始まり、今年で88回目。三国町内の鮮魚店4店が持ち回りで調理を行っています。
今回調理されたのは、三国港で水揚げされたばかりの厳選されたズワイガニ15匹。体長約80cm、重さ約1.4kgと最高級のものです。生きたカニを真水で締めた後、30分ほど釜ゆで。紅色に色づいたカニを、1匹ずつ丁寧に箱詰めしました。
やまに水産の山野修一（やまの　しゅういち）社長は、「今が旬のズワイガニの中でも、大きさ、形、色つや、身のつまり具合とも最高のカニが用意できた。きっと喜んでいただけるはず」と自信を持って極上のカニを調理にあたっていました。
献上がには19日に天皇皇后両陛下をはじめ、皇室に届けられました。

ズワイガニを生きたまま真水で締める