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らしさ、かがやく。坂井市
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更新日:2024年10月15日
市内の中学生が赤ちゃんを実際に抱っこしたり、ミルクを飲ませたりするふれあい体験を通して、命の尊さを感じることや親への感謝の気持ち、出産や育児に対する関心を高めることを目的とした事業です。
平成27年よりボランティアグループ「ONLY ONE ♡」が主催となって開催しており、平成29年から坂井市も主催に加わっています。また、当日運営にはボランティアの赤ちゃんとその保護者やサポートスタッフも参加しています。
令和3年からは新型コロナウイルス感染対策として、オンライン交流会に形態を変えて実施していましたが、令和5年から対面での体験学習を再開しました。
(令和元年度の様子)
坂井中学校の3年生149人が「赤ちゃん抱っこ体験学習」に参加し、38人の赤ちゃんが来てくれました。生徒たちは「育児で大変なことは何ですか」など、体験時間いっぱいまでお母さんお父さんに質問していました。
生徒からは「自分に懐いてくれて嬉しかった。また会いたいなと思った。」「ご飯を作ったり送り迎えしてくれる両親に、今まで以上に感謝の心をもって接していきたい。」などの声がありました。赤ちゃんのもちもちした肌やにこっとした笑みに癒されたり、赤ちゃんのエコー写真やアルバム写真を見て、赤ちゃんの誕生と成長を実感することができました。
春江中学校の「赤ちゃん抱っこ体験学習」に、赤ちゃん46人が来てくれました。3年生259人が赤ちゃんと触れ合いながら、出産や育児の体験談をお母さんやお父さんから熱心に聞いていました。
中学生からは「不安な気持ちもあったけど、何よりすべての行動がかわいい」「育児の大変さを聞いて、将来子供ができたときは奥さんを休ませてあげたい」などの声がありました。この体験学習を通じて、愛情や子育てへの責任感が育まれたようです。
令和5年6月28日・29日、10月3日から11月8日にかけて市内5中学校2・3年生を対象に実施しました。
新型コロナが5類に移行したことを受け、対面での体験学習を再開しました。なお、6月の実施分は、赤ちゃんを抱っこせずに体験学習を行いましたが、10月からは赤ちゃんの抱っこや生徒によるお出迎えなど従来通りの体験学習を再開しました。
体験学習冒頭では、普段接することが少ない赤ちゃんを目の前に喜んでいる生徒やどのように接すればよいのか分からず緊張している生徒などさまざまな様子が見られました。体験学習が進み、赤ちゃんの保護者から話を聞いたり、実際に赤ちゃんを抱っこするうちに、緊張もとけて生徒も皆笑顔で過ごしていました。中には、誕生日が近い赤ちゃんのために歌を歌った班もありました。
【参加者】生徒748名、親子112組、サポートスタッフ137名
令和4年9月21日から10月7日にかけて市内4中学校3年生を対象に実施しました。
赤ちゃんのお母さんから妊娠、出産、子育て中に大変に感じたことや子育ての喜び、赤ちゃんの一日のスケジュールなどのエピソードが語られました。エピソードの途中では、赤ちゃんのエコー写真や生まれた直後の写真なども披露されました。また、時折映される赤ちゃんの様子に生徒からは笑みがこぼれていました。
その後、生徒からの質問コーナーに移り、赤ちゃんのお母さんは「赤ちゃんの名前の由来は何ですか?」「どのような人に育ってほしいと思いますか」などの質問に回答していました。
【参加者】生徒653名、親子8組、サポートスタッフリーダー7名
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