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更新日:2023年4月19日

子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチン定期接種・キャッチアップ接種について

令和5年4月から9価HPVワクチンが定期接種に追加されました

子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチンの「定期接種」及び「キャッチアップ接種」では、これまで2価(サーバリックス)と4価(ガーダシル)の2種類のワクチンが対象でしたが、令和5年4月1日の接種から9価のHPVワクチン(シルガード9)が追加されました。すでに送付している予診票につきましては、引き続き使用可能となっております。接種間隔等の詳細については厚労省ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

接種を希望しているお子さんと保護者のみなさんへ

子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)予防接種は、平成25年6月14日に厚生労働省より「子宮頸がんワクチンの副反応の発生頻度がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期予防接種を積極的に勧奨すべきでない」と勧告があり、積極的な接種勧奨は差し控えられていましたが、令和4年4月より積極的勧奨が再開となりました。

また、積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃していた年代の対象者(平成9年度生まれ~高校2年生相当)については、令和4年4月から令和7年3月までの3年間に限り、法定接種(無料)の対象となりました。(キャッチアップ接種)

接種を希望する場合は、厚生労働省のリーフレット(下記参照)を参考に効果と副反応を十分理解したうえで接種してください。

子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)予防接種について

子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)予防接種とは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染予防を目的とした予防接種です。
現在、定期接種に使用されている子宮頸がんワクチンには、3種類あり、2価HPVワクチン(サーバリックス)、4価HPVワクチン(ガーダシル)は、子宮頸がんの原因の50~70%を占める2つのタイプ(HPV16型とHPV18型)のウイルス感染を防ぎます。また、9価HPVワクチン(シルガード)はHPV16型とHPV18型に加えほかの5種類のHPV感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

ワクチンの接種後に起こり得る症状には、主なものとして接種部位の痛みや腫れ、赤み等があります。その他、接種部位のかゆみや出血、不快感のほか、疲労感や頭痛、腹痛、筋肉痛や関節の痛み、じんましん、めまい等が起こることがあります。また、まれにアナフィラキシーやギラン・バレー症候群、急性散在性脊髄炎(ADEM)などの重い症状が起こることがあります。
また、広い範囲に広がる痛みや、手足の動かしにくさ、不随意運動(動かそうと思っていないのに体の一部が勝手に動いてしまうこと)などといった多様な症状が報告されています。

ヒトパピローマウイルスに関するリーフレット(厚生労働省)

接種を受けるにあたっては、下記リーフレットをご覧のうえ、接種について検討・判断をお願いします。

(概要版)小学校6年生~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(PDF:3,615KB)

(詳細版)小学校6年生~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(PDF:4,149KB)

【平成9年度生まれ~平成18年度生まれ】までの女性へ大切なお知らせ(PDF:2,230KB)

また、厚生労働省ホームページにおいて、子宮頸がん予防ワクチン接種に関する情報が掲載されています。詳しくは下記をご覧ください。

法定接種対象者

  • 定期接種対象者

 小学校6年生から高校1年生相当の女子

  • キャッチアップ対象者

 平成9年度生まれから高校2年生相当の女子(令和4年4月から令和7年3月までの3年間に限る)
【注】定期接種や自費等で3回接種完了している方は対象になりません。※不足した回数分を接種できます。

接種回数及び間隔

  • HPVワクチンの接種は、原則、同じ種類のワクチンで実施します。
  • しかしながら、2価または4価HPVワクチンで規定の回数の一部を完了し、9価HPVワクチンで残りの回数の接種を行う交互接種についても差し支えないこととしています。
  • 接種にあたっては医師と相談の上実施してください。

 

【9価ワクチンの接種間隔】

9価

【4価ワクチンの接種間隔】

4価

【2価ワクチンの接種間隔】

2価

 ※1 1回目から5ヶ月以上あける

 ※2・4 1回目から1ヶ月以上あける

 ※3 2回目から3ヶ月以上あける

 ※5 1回目から5ヶ月以上、2回目から2ヶ月半以上あける

接種時の持ち物

予診票(送付時期については下記の「予診票について」をご覧ください)
・母子健康手帳
委任状(PDF:74KB)(13歳未満の方で保護者(父母又は後見人)が同伴できず、祖父母等と受診する場合のみ)

保護者同伴について

13歳未満の方で保護者(父母又は後見人)が同伴できず、祖父母等と受診する場合は、予診票の保護者自署欄と委任状の保護者自署欄の両方に保護者の署名が必要です
・13歳以上(中学1年生~高校1年生(満16歳以上の者を除く。))の方が一人で受診する場合は予診票の表面と裏面の保護者自署欄の両方に保護者の署名が必要です(※医療機関によって、必ず保護者同伴の場合があります。医療機関に直接ご確認ください。)

他の予防接種と同じように、ワクチン接種後に失神等の反応が現れることがあります。失神による転倒などを防ぐためにも、原則、保護者の方が付き添うようにお願いいたします。

予診票について

対象者には中学1年生時に予診票を送付いたします。

(平成22年4月2日~平成23年4月1日生まれには、令和5年4月18日に予診票を発送しました)

早めの接種をご希望の方は、健康増進課(50-3067)にご連絡ください。

接種できる指定医療機関

接種後の注意事項

1.接種後に血管迷走神経反射として失神があらわれることがあるので、接種後30分は、体重を預けられるようなところで座るなどして、なるべく立ち上がらないようにしましょう。

2.当日の入浴は差し支えありませんが、激しい運動は避けましょう。

詳しい情報は、下記リーフレットをご覧ください。

子宮頸がん予防(HPV)ワクチン相談窓口

厚生労働省の子宮頸がん予防(HPV)ワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談窓口です。(この相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者により運営されています。)

電話番号 0120-331-453
・受付日時 月曜日から金曜日 午前9時から午後5時(土日祝日、年末年始を除く)

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お問い合わせ

健康増進課

電話番号:0776-50-3067 ファクス:0776-66-2940

福井県坂井市坂井町下新庄1-1

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