イルカや魚とコラボ　特別ショーで防火意識を啓発（3月23日）

火災予防の意識を高めてもらおうと、嶺北三国消防署が越前松島水族館で広報活動を行いました。春休みを利用して訪れた親子に興味を持ってもらおうと、水族館のイルカや魚たちとコラボレーション。特別イルカショーや消防水中劇など珍しいパフォーマンスで、火災予防の大切さを訴えました。
火災予防の特別イルカショーでは、「一日消防署長」を務めた鈴木隆史館長の命令で、イルカ消防士たちが火災現場へ急行。炎に見立てた赤いビーチボールを尾びれでアタックし、見事に消火しました。また、客席側ステージに上がったイルカが「火災予防運動実施中」の横断幕を掲げ、来館者に火災予防を訴えました。
サメやエイなどが泳ぐ海洋館大水槽では、全国でも珍しい消防水中劇を上演しました。水槽外でやんちゃ兄弟が火遊びをして火災が発生。水槽内に消防車両が登場し、消防隊2人が水槽外の炎に向けて、空気砲で放水しました。
水中劇終了後、少年消防クラブが来館者に火災予防を呼びかけ、「寝たばこは絶対にしない」など3つのお願いを交わしていました。

軽快なジャンプで炎に見立てたボールをアタックするイルカショー