竹田の平和を守れ！　自然生かし冒険イベント（3月23日）

地域活性化の一環として、自然豊かな竹田地区を舞台にした冒険イベント「竹田クエスト」が行われました。市内外の園児や児童47人が協力してクエストやモンスターとの対戦ゲームに挑戦。「アラジン大魔王」によって奪われた竹田の平和を取り戻すため、仲間と協力して冒険を進めていきました。
同イベントは地元の各団体やNPO法人パパジャングルなどが実行委員会を組織して企画。ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」のような世界を再現しました。運営には福大わくわく感動クラブや中高生のボランティアなども参加。モンスターにふんして、子どもたちと簡単なゲームで夕食の食材をかけて対戦しました。
1日目は6、7人の計7グループにわかれ、竹田地区を散策しながら出会ったモンスターと対戦したり、村人からの依頼を解決したりして仮想通貨「たけーだ」や食材、武器・防具を獲得していきました。ゲームで助け合いながら協調性を養うだけでなく、地図を見ながら自由に行動したり、獲得した食材で自由に夕食を作ったりと子どもたちの自主性を尊重。宿泊は旧竹田小学校の教室を利用するなど、これまでにないイベントになりました。
福大わくわく感動クラブ代表の水谷司（みずたに　つかさ）さんは、「子どもたちに非現実的な体験をさせてあげたかった。新しいことに挑戦することや仲間の大切さを感じてくれたらうれしい」と優しく子どもたちを見守っていました。

白山神社境内でモンスターと「タオル投げ」で対戦する子どもたち