あなたの気づきで障がいのある方を虐待から守りましょう

障害者虐待防止法（平成24年10月1日施行）

障がい者の虐待は法律で禁止されています。
「障がい者虐待の防止、障がい者の養護者に対する支援等に関する法律（障害者虐待防止法）」では、障がいのある人が尊厳を保ち、安心して暮らしていけるよう、虐待を発見した場合の通報義務、虐待を受けた人の保護や家族の負担の軽減、虐待の防止及び早期発見等が定められています。
坂井市では、社会福祉課内に坂井市障がい者虐待防止センターを設置し、関係機関との連携を図りながら、障がい者虐待の未然防止や早期発見、適切な対応や支援を行います。

障がいのある方への虐待は、法律で禁止されています

虐待は障がい者の尊厳を傷つける許されない行為です。また、障がい者の自立や社会参加を進めるためにも虐待を防止することが非常に重要です。

• 障がいのある方に対して虐待をしてはいけません
• 虐待を発見した方には通報する義務があります
• 学校や病院には虐待を防止する義務があります

障がい者虐待はこんなところで起こっています

家庭

家族・親族などによる虐待

施設

施設等の職員などによる虐待

職場

雇用主や職員などによる虐待

障がい者虐待が発見しにくい理由とは・・・

虐待する人

• しつけや教育の一環だと思っている
• けがや事故になりかねない行動障がいを抑制するために「やむなく」してしまう
• 支援疲れやストレスに端を発していて、本人に自覚がない

被害者

• 苦しみやつらさを自分で訴えられない
• 虐待されているという自覚・認識がない
• もっと虐待されてしまうのではないか？という恐怖心から抵抗できない

第三者

おかしいのでは？と感じながらも見て見ぬふりをしてしまう

暴力だけが「虐待」ではありません

身体的虐待

• 殴る、蹴る、たばこの火を押しつける、熱湯をかける
• 熱いものや辛いものを無理やり食べさせる
• 戸外に閉め出す、部屋に閉じ込める、縄などで縛る

性的虐待

• 性的暴力、性的行為の強要
• 性器や性交、ポルノ雑誌や映像を無理やり見せる
• わいせつな言葉を浴びせる

心理的虐待

• 「バカ」「アホ」など侮辱する言葉を浴びせる
• 怒鳴る、ののしる、悪口を言う
• 差別的な扱いをして尊厳を傷つける

ネグレクト

• 食事を与えない
• 必要な治療や衛生管理（通院、着替え、入浴など）を怠る
• 学校へ行かせない

経済的虐待

• 給料を規定通り支払わない
• 障害基礎年金を渡さない
• 財産や預貯金を勝手に使う

（参考）虐待の内容例（PDF：640KB）～「市町村都道府県における障害者虐待の防止と対応の手引き」より抜粋

虐待を見かけたら通報してください

★虐待発見リスト（PDF：230KB）を活用して、虐待のSOSを見逃さないようにしましょう。

あなたの通報が、早期発見・早期対応につながります。あなたの周りに「虐待を受けた、又は、受けていると思われる障がい者がいる」場合には、すぐに通報してください。

時間	通報先	電話番号	ファクス	メールアドレス
平日（8時30分～17時15分）	坂井市障がい者虐待防止センター（坂井市福祉総合相談課）	0776-50-3163	0776-66-2932	sogosoudan@city.fukui-sakai.lg.jp
夜間休日	坂井市役所	代表 0776-66-1500	代表 0776-67-7529