借金に関して

現代は、手元に現金がなくてもクレジットカード等で商品をその場で購入できる時代です。これは上手に利用すればとても便利なものですが、反面、利用者自身がしっかり自己管理をしないと支払能力以上の借金をしてしまう危険性もあります。クレジット・消費者金融の利用者が増加する中で、多額の借金を抱えて返済困難に陥る多重債務者が増加しています。

立替払いと借金

急な出費がありお金が必要なのに持ち合わせがないときなどに、クレジットカードで買い物やキャッシングをすることができます。しかし、カードを使うということは「借金」をするということです。支払いを先にのばすことはできますが、利息や手数料が発生します。簡単に「借金」ができるカードは、慎重に利用しなければなりません。

立替払いとは
立替払いは、ショッピングなどの代金をクレジットカード会社に立て替えて先に払って貰うものです。

借金とは
銀行やカード会社、消費者金融などの金融機関でお金を借りることです。

立替払いや借金の返済

借りたお金は金利や手数料を加えて返すことになります。返し方には色々な方法があります。返済期間が長くなると、その分だけ金利や手数料が増えるので注意が必要です。

一括払い・・・翌月、翌々月に一回で返す方法（立替払いだと手数料がないことが多いです。）
分割払い・・・希望する回数で返す方法
リボルビング払い・・・毎月ほぼ一定の金額で返す方法
ボーナス一括払い・・・ボーナス時に一回で返す方法
ボーナス併用払い・・・分割払いでボーナス時に返済額を増やす方法

「リボルビング払い」は、毎月の支払額が比較的小額で済むため、返済負担が実感できません。このため、安易にカード払いを繰り返し、気がつけば、返しきれないほどの額になっていたということがよくあります。「リボルビング払い」を利用するときは、返済期間が長くならないよう特に注意しなければなりません。

立替払いも借金の仲間です。よく考えて慎重に利用しましょう。

多重債務

多重債務とは、複数の金融業者からお金を借りて自分の返済能力を超えてしまうことを言います。生活苦あるいは事業資金の資金繰りのために借りてしまったり、友人・知人に頼まれて連帯保証人になって債務を負ってしまうこともあります。
多重債務が原因で、借金の取立てに追われて蒸発、離婚等悲惨な状況に追い込まれることも少なくありません。「家族に内緒」、「小額だからすぐ返せる」と気軽に借りてしまうのではなく、よく考えて利用しましょう。

多重債務に陥らないために
安易にカード払いやキャッシングは利用しないこと。
やむを得ず利用する場合は、必要最小限の借入額で短期間の返済をするようにすること。
自転車操業にならないためにも、借金を返すための借金はやめましょう。

トピックス

ヤミ金融
債務整理
登録貸金業者情報検索サービス（外部サイトへリンク）
貸金業法について（金融庁）（外部サイトへリンク）