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更新日:2025年1月16日

ゲートキーパーについて

ゲートキーパーとは

「ゲートキーパー」とは、悩んでいて自殺の危険を示すサインを発している人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な相談窓口や支援につなげ、見守る人のことです。「命の門番」とも呼ばれています。

自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤独・孤立」を防ぎ、支援することが重要です。一人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。

ゲートキーパーの役割

ゲートキーパーは「変化に気づく」「じっくり耳を傾ける」「支援先につなげる」「温かく見守る」という4つの役割が期待されていますが、そのうちどれか1つができるだけでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになるでしょう。

変化に気づく

家族や仲間の変化にきづいて、声をかける。

【声かけ例】
・眠れていますか?(2週間以上つづく不眠はうつのサイン)
・どうしたの?なんだか辛そうだけど・・・
・何か悩んでいる?よかったら、話して。
・なんか元気ないけど、大丈夫?
・何か力になれることはない?

じっくり耳を傾ける

本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける。

【聴くための5つのポイント】
・話しやすい雰囲気をつくる
・先入観を持たずに聴く
・質問をできるだけ控える
・相手の発言をじっくり待つ
・勝手な解釈や評価、批評をやめる

支援先につなげる(困りごと相談窓口一覧はこちらへ

早めに専門家に相談するよう促す。

・紹介する場合は、相談者に丁寧な情報を提供する
・相談窓口に確実につながるように、(相談者の了承を得た上で)家族や友人などに連絡する
・相談場所や日時を具体的に設定し、相談者へ伝える

温かく見守る

温かく寄り添いながら、ゆっくりと見守る。

・専門家や相談窓口につないだ後も、必要があれば相談に乗ることを伝える

ゲートキーパーになるには

ゲートキーパーになるために特別な資格は必要ありません。
自殺を考えるほど悩んでいる人の周囲にいる人々が、ゲートキーパーの意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、だれもがそれぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。


お問い合わせ

社会福祉課

電話番号:0776-50-3041 ファクス:0776-68-0324

福井県坂井市坂井町下新庄1-1

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