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更新日:2021年4月19日
三国祭で奉納される山車の車輪の修理が三国町汐見の九頭竜川河川敷で行われました。木田忍(きだ しのぶ)さん(三国町三国東)ら7人が、木製の車輪に熱した鉄の輪をはめ込む「輪締め」作業に汗を流しました。割り木などを燃やして約900度に熱した鉄の輪を、木輪に素早くはめ込むこと1分足らず。木田さんは「40年はもつ」と満足気な表情を見せていました。
厚さ12ミリ、幅75ミリの輪金を直径約1.75メートルの木輪に素早くはめ込む職人ら
割り木などを燃やし、輪金を焼いていく
むしろを掛けて蒸し焼きにするのは江戸時代から伝わる手法。軍手ごと肘まで水で濡らし、炎の上にむしろを掛けていく職人たち。輪全体が均等に焼けているか、長年の経験と勘で見極めていく
今回は、木製の内輪と外輪、中心部と内輪をつなぐ「五光」も相当な痛みを完全修理
約900度にまで熱した輪金を炎から取り出し、木輪へと慎重に運ぶ
木輪に輪金をはめ込む息の合った作業
輪金のはまり具合を素早く確認する木田忍さん(左)
輪金の熱で木輪から炎があがる。燃えすぎないよう時間との勝負
川の水を掛けて一気に冷やすと輪金が締まり、「キシキシ」と音を立てながらしっかりと木輪にはまっていく
2012年4月8日
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