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更新日:2021年4月9日
自動演奏チャイム「たけだの響」の完成式が3月27日(日曜日)、竹田水車メロディーパークで行われました。地元住民や関係者など、約400人が出席。チャイムの音色に合わせ、シンガー・ソングライターのヒナタカコさんと地元小中学生が「僕たちの景色」を歌い、共に完成を祝いました。チャイムは春江工業高校の生徒や教員が約1年をかけて製作したもので、30分ごとに「春が来た」「さんぽ」など9曲を演奏。水車に続く“呼び水”の登場で、竹田地区のさらなる活性化が期待されます。
同校の北村泰生(きたむら やすお)先生は「これから5年、10年とこの地を担っていく子どもたちの手も加え、完成した。地域の心、春江工業高校の技術と思いが繋がって形になったのがこの『たけだの響』。未来永劫、大事にしてほしい」と話していました。
また、中心となってチャイムを製作した生徒の丸山裕也(まるやま ゆうや)さんは「設計図の段階から話し合いを重ね、何回もの改良の末にできた集大成。苦労した分、チャイムの音色を聞くと胸が熱くなる。この音色が訪れた人の心に残り、そして再度訪れるきっかけになれば」と話していました。
青空に響き渡ったチャイムの音色と子どもたちの歌声
チャイムは真ちゅう製のパイプをハンマーが叩き、メロディーを演奏する仕組み
レリーフ上部には地元小学生が彫り込んだ2連水車が
レリーフ下部に彫り込まれた竹田地区の民謡「竹田じょんころ」
竹田地区の風景「シダレザクラ」のレリーフ
演奏に合わせて木彫りの動物が動いたり、イルミネーションが点灯したりなど、目を楽しませる細かい仕掛けも
2011年3月27日
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