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更新日:2023年5月30日
三国港突堤は別名「エッセル堤」とも呼ばれ、九頭竜川河口に建設された幅9m、長さ511mの突堤です。
明治初期、九頭竜川が氾濫を繰り返した結果、三国港の水深は土砂の堆積によって浅くなり、船舶の航行に支障をきたすようになりました。そこで、三国の豪商6人が発起人となり、政府のお雇いオランダ人技師G・A・エッセルが計画、ヨハネス・デ・レーケが監督した、日本で初めて西洋式工法による近代的河口改修によって建設されたのが三国港突堤です。この建設は難航をきわめ、着工(1878年)から8年、総工費は当時の金額で「30万円」にものぼりました。
現在でも導流堤兼防波堤としての機能を果たしており、1970年に建設された新堤と併せて全長が927mとなっていますが、当時の建設技術や風情を色濃く留めています。
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