活性化に向け若者集結　親睦深め思いを交わす（8月17日）

竹田地区の将来ビジョンに若者の意見を取り入れようと、たけくらべ広場で竹田若者親睦会が行われました。緑のふるさと協力隊などで地区の活性化に取り組んでいる栗田彩香（くりた　さやか）さんと二宮慶典（にのみや　よしのり）さんが企画し、竹田在住や出身の若者約20人が参加。バーベキューなどで親睦を図りながら、竹田の良さや課題、ふるさとへの思いなどを気兼ねなく話し合いました。
結婚や就職で竹田地区を離れた広野景子さん（ひろの　けいこ・石川県小松市）と田中典江さん（たなか　のりえ・大阪府枚方市）は、「子どものころは山や自然が嫌いだったけど、離れてみて良さがわかった」とふるさとへの愛着を話していました。しかし一方で、年をとって体が不自由になったときに交通の不便さや冬の雪の多さは大変。ふるさとには元気になってほしいけど、実際に戻ってきて生活するのは厳しい」と複雑な心境も告白していました。
普段は若者と話す機会が少ないという栗田さんと二宮さんは、「竹田を離れてつながりが薄くなってしまった人たちが多いので、帰郷するきっかけを作ることができてうれしい。ふるさとに帰ってくることで自分のルーツを再確認してもらい、竹田の将来を一緒に考えていけたら」と今回の企画の成功を喜びました。

竹田出身の人たちとすぐに打ち解けて話をする栗田さん(右)と二宮さん(左から二人目)

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