洋服・舞台全て手作り　三高生がファッションショー（1月26日）

三国高校家政科の卒業制作発表会が1月26日（土曜日）、みくに文化未来館で行われました。見ている人をとりこにし、心に残るショーにしたいと、「Get　you～奪っちゃえ！みんなのheart～」をテーマに開演。3年生38人が自ら制作した洋服やドレスなど約170着に身を包みランウェイを歩くと、詰めかけた観客から大きな歓声と拍手が沸き起こっていました。
生徒は10月ごろからメーンの洋服の制作に着手し、自分のアイデアや思いを込めたドレスなどを仕上げていきました。また、ショーでの歩き方のレッスンを受けるなど、少しでも楽しんでもらえるようにと準備を進めていきました。
当日は立ち見が出るほどの盛況ぶり。同校家政科の卒業生らも多数駆けつけました。後輩たちの晴れ舞台を見ると、「とてもすてきな作品ばかり」と絶賛。写真を撮ったり声を掛けるなどして一緒にショーを盛り上げました。
音響などを指揮した坪田美咲（つぼた　みさき）さん（三国高3年）は、「洋服に合う曲や照明など、みんなの意見を聞いてまとめるのに苦労した。全員で協力して素晴らしいショーにすることができた」と話していました。
リーダーを務めた西畑真梨子（にしばた　まりこ）さん（同）は、「とにかく今日はみんなに楽しんでもらいたかった。頑張ってきた高校3年間を締めくくるにふさわしい、最高のショーにすることができた」とショーの成功を喜びました。

華やかな衣装に楽しい演出。何よりショーを盛り上げる出演者の笑顔