目を向ければすぐそこに　近くの池で自然を観察（6月27日）

環境教育学習の一環として、雄島小学校の4年生46人が6月27日（水曜日）、安島地区で自然観察会を行いました。子どもたちが虫取りなどで自然と触れ合う機会が少なくなっていることを受け、陣ケ岡丘陵地域生物多様性保全協議会が提案。自然の動植物を実際に観察することで、身近にある自然の素晴らしさを体感し、生態系の仕組みや保護の重要性を学んでいきました。
観察した池にはおたまじゃくしやヤゴ、オオコオイムシ、アメリカザリガニなど多様な生物が生息。子どもたちは、網ですくい上げた虫たちを自然保護センターの職員らに質問し、興味深そうに授業を受けていました。協議会の出南信弘（でみなみ　のぶひろ）会長は、「自然の中で遊ぶだけでも子どもたちが喜んでくれる。こういう体験を通して、生き物や環境の保護などにも興味をもってくれたら」と話し、今後の活動にも意欲を見せていました.

網を使って水の中の生き物を捕まえて観察する生徒ら