幻の酒米「九頭竜」で作った地酒　「澄水のたより」お披露目会（3月21日）

生産が途絶えていた酒米「九頭竜」を使った地酒の試飲会が、福井市のアオッサで行われました。市内の農家や酒の蔵元、県内大学生、市などの行政関係者がパイプライン化による冷たい農業用水利用して坂井平野で地域の酒を作ろうと企画。米作りは春江町藤鷲塚の農事組合法人「上江(うわえ)ファーム」が担い、酒造りは丸岡町山久保の久保田酒造が行い完成。今年度は約2千本が生産されました。地酒は九頭竜川の清流にちなんで「澄水(すみ)のたより」と命名。久保田酒造の代表久保田直邦(くぼた　なおくに)さんは「やや甘く優しい香りと喉越しの切れが特徴で、さわやかな味に仕上がった」と自信を持って話しました。

完成した地酒を披露。このあと参加者による試飲が行われた

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