鈴子をうたった詩の額が寄贈・展示（10月8日）

丸岡町出身の詩人中野鈴子(なかの　すずこ)をうたった詩を書いた額が丸岡図書館に寄贈されました。額は縦30cm横280cmの大きさで、詩人で中野鈴子の研究者である稲木信夫(いなき　のぶお)さんが鈴子を偲(しの)びうたった「あなたよと」の詩を、日本墨書会名誉会長の西山隆崖(にしやま　りゅうがい)さんが青の顔料で書いています。
稲木さんは「鈴子の思いや、鈴子という人をみんなに伝えたく、一気に書いた」と、西山さんは「稲木さんの作品に対する気持ちが強く表れており、滞りなくかけた。また明るさと爽やかさを意識して書いた」と作品への思いを話しました。
寄贈された額は11月14日（土曜日）までは丸岡図書館1階正面に特別展示を行い、それ以降は同図書館内の中野重治研究資料室前に常設展示します。

寄贈された額を前に「鈴子の偉業を広く伝えたい」と話す稲木さんと西山さん(左)

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